VRで認知症体験! シルバーウッド×厚生労働省勉強会 Part2.


 

下河原さんは言います。

 

認知症=重度の記憶障害 というわけではない

認知症というラベルを貼って

分離する社会が、無意識の偏見 を生むんだ。

 

 

「認知症」が問題なのではなくて

人と人との繋がりの欠如、想像力の欠如

が問題なんだ。

 

 

デンマークでは認知症の方が

徘徊して行方不明になることはないといいます。

 

 

なぜか???

 

 

高齢者が一人で歩いていたら、デンマーク人はみんな

声をかけるそうです。

日本には 声をかける文化 ができていないから

行方不明になってしまうのではないでしょうか?

 

 

認知症のイメージは確かに悪いです。

暴言、暴力はあるし、同じこと何回も言うし、物忘れはするし

しかし、彼ら彼女らから

人生の先輩 として学ぶことは多いと言います。

 

 

そしてその大先輩もまた、

私達や子供達に恩返しがしたいと思っています。

 

 

さて、サ高住 (銀木犀)の話です。

下河原さんは、建築関係、インテリア大好きで

こんな場所だったら住みたい! という場所を

建築しているそうです。

 

 

ポリシーは、

・入居者が、地域住民としての暮らしを実感できるか

・人間らしい暮らしを実感できるか

 

 

そして必ず建物は、

玄関を解放するそうです。

 

徘徊しないんですか?という質問にはこう答えてるそうです。

 

 

「はいします。」

「普通にします。」

 

 

・・・!?

 

 

事故は普通に起こるそうです。

転倒して骨折したり

外出して帰ってこなかったことも。

 

 

介護付き施設で、もし同じ様なことが起きれば

きっと家族が怒鳴り込むでしょう。

なんでちゃんと見てなかったんだ!!

 

 

 

実際、抱えている訴訟も多いそうです。

しかしこのスタイルで

銀木犀は今まで、訴訟の様なトラブルは

一件もないそうです。

 

 

なぜか??

 

 

 

もちろん、事前に ここはこういう施設です 

納得して入居しているからというのもあります。

 

 

 

しかし本質的な理由は、

家族が 主体的 に関わっているから

ではないでしょうか?

 

 

 

 

銀木犀の中には 駄菓子屋 があるそうです。

子供達の秘密基地となっている様で

認知症の方は、駄菓子を売ったり

何かを教えたりして、子供達と交流しています。

 

 

 

鍵をかけて、施設の中に閉じ込めて

社会との関係を断絶するのではなく

 

 

今までと同じ様な生活をしてほしい。

子供達や地域の人々と交流したり

施設や祭りで何らかの役割を担ったり

誰かに必要とされてほし

と願う。

 

 

 

その結果が

「銀木犀という施設を選択した」

という判断であり、

自分の親だから自分達が責任を取るという

家族の主体的な思いなんでしょう。

 

 

若年性アルツハイマーになった

40歳男性は言います。

 

 

認知症になる前は

誰でも何らかのリスクを負ってる

でもなぜ認知症になったら

リスクフリーにならなければならないのか

 

 

 

私達が今できることは

 

認知症という偏見を持ったり

レッテルを貼ったり

認知症を予防しよう!とか

声高に叫ぶことではなく、

 

 

 

認知症の方への想像力を養い

認知症になっても全然大丈夫!という文化を作り

デンマークの様に人間としてのつながり

大事にすることではないでしょうか?

 

 

そんな気づきが

VRによる疑似体験で得ることができました。

 

 

このブログを最後まで読んでくださった方々

シルバーウッド株式会社 をこれからも

応援していきましょう!

 

この記事へのコメント

  1. 昨日、VR体験をさせて頂き、このページに行き当たりました。
    特養従業者の時は、疑問を抱きながらも施設の方針と鍵締めのコンクリートに閉じ込めることに従って来ました。
    事故になったら私の責任??それを回避したかったから?? なんて人間味のないことをしていたのか?
    家族が主体的に関わればその壁も越えられると踏み切った銀木犀へ喝采です。
    現在は委託包括で日々高齢者の相談業務にあたっていますが、認知症は永遠のテーマ どんな世の中になる?

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