医療 × リーダーシップ Part4


 

「先導しているつもりでも、誰もついてこなければ、散歩しているにすぎない。」

 

 

リーダーシップの格言です。

 

 

人がついてくるリーダーと

 

ついてこないリーダーの違いって、何なんでしょうか?

 

 

カリスマ性なのか? 魅力なのか?

 

利益や報酬が関係するものでないことは確かでしょう。

 

 

 

 

リーダーがいつ振り返っても

 

人々が絶えず、自発的についてくるためには

 

何が必要なんでしょうか?

 

 

 

自分が先頭を走っていて

 

いざ後ろを振り返ると誰もついてこない。

 

あなたにはそんな経験はないでしょうか?

 

 

 

私にはこんな経験があります。

 

 

 

中学高校で、書道部の部長をしておりました。

いい作品を作るため、ひたすら没頭しました。

幸運なことに、力をこめて作った作品は

評価されていました。

 

 

しかし、自分の中に欲がめばえていました。

もっといい作品を作って、いい賞をとって、もっと有名になりたい。

そんな姿を見透かされていたからでしょうか

部長の私に後輩はついてきませんでした。

 

 

大学時代はバスケットボール部に所属しました。

公園のゴールでよく遊んでいたので、活躍できると思って入部しました。

しかし、現実は違いました。部員は中高6年間バスケット一筋で鍛えた猛者ばかりで

未経験者の自分には、場違いな場所でした。

 

 

入部して1年がたっても試合に出れず

2年、3年と経過しても、試合に出れませんでした。

大学の授業はそっちのけで毎日のように体育館で練習し、体を鍛えにジムへ行き、

バスケットの本や動画をみて勉強する日々を過ごしました。

 

 

しかし、結果はついてきませんでした。

4年生になり、幹部として部を引っ張る学年となりました。

今までは、上達のことしか考えておりませんでしたが

幹部となってはじめて、自分の存在意義を考えました。

 

 

活躍できない自分が、部活に貢献できることは何だろうと。

ひとりで、毎日のように自問自答しました。

 

 

当時の上級生は、練習や試合で声を出しませんでした。

声を張って喉をからせて盛り上げるのは、1,2年生の仕事と言われておりました。

幹部となり、自分が唯一貢献できることといえば

上級生になっても声を出し続けることでした。

 

 

逆にいうとそれしかありませんでした。

 

 

試合に出れず苦しんでいる後輩に

勇気と希望を与える存在でいたいと強く願いました。

 

 

5年生、6年生となり、いつしか、ムードメーカーと言われておりました。

喉をつぶして、声をはりあげ、時に一発芸で雰囲気をなごませ

困っている後輩をみつけては励まし続けました。

 

 

結局、最後まであまり試合には貢献できませんでしたが

引退の時、「先輩の信念は俺達が受け継ぎますので、安心してください」

と後輩から言葉を頂きました。

 

 

 

リーダーシップとは何なんでしょうか?

 

私はこう思います。

 

リーダーに必要なものは、自我や欲望ではなく

 

他者を幸せにしたいと強く願う心なんだと。

 

 

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