第1回議事録 @日本医療ブロックチェーン協会 


 

昨日、日本医療ブロックチェーン協会の集会が

都内某所で行われました。

 

 

様々なアイデアが飛び交い

その中で、今後の課題と解決案がでました。

この場で共有したいと思います。

 

 

 

解決したい、医療現場の問題

 

 

患者サマリー問題

 

え、この患者さん、初診?

なんでうちの病院にきたの?

かかりつけ行ってよ!

 

 

医療現場でこんな会話をしたことはありませんか?

(私はあります。)

それには理由があります。

 

 

医療情報が不足した状況に出くわすと、皆はかなり困るのです。

1から情報を集めるのに、かなりの時間と労力を要しますし

そもそも、全情報をかき集めることなどできません。

 

 

造影剤アレルギーがあるという情報が共有されず

造影検査をした結果、アナフィラキシーショックで死亡するかもしれません。

重篤な合併症が起きたら、医療者はまず訴えられるでしょう。

情報がない = リスクが高い  のです。

 

 

特に夜の救急外来では、情報がなくて困ることは、日常茶飯事です。

独身、身寄りなし、意識障害で救急搬送される、初診患者さんの場合

どこの誰だか、全くわかりません。

 

 

日中であれば、かかりつけに電話して、情報がある程度わかる可能性もありますが

夜だと、無理です。電話通じません。

患者さんを搬送する救急隊も、情報の収集や病院の選定に時間がかかって

さぞ苦労していることでしょう。

 

 

救急外来だけでなく、一般外来でも、初診患者さんの診察は大変です。

看護師は問診して、1から情報を記載しなければならないし

医師も、現病歴、既往歴、内服歴、嗜好歴、家族歴など

全部聞かなきゃなりません。外来が忙しい時は、無理ゲーです。

 

 

また、開業医から患者さんを紹介される場合、紹介状が汚い字だと全く読めません!

逆に、紹介状を書いてこちらが報告する時も、時間かかって大変です。

情報の送受信に、医療者はかなり多くの時間と労力を奪われます。

 

 

現場はこんな状況に、とても疲弊してます!

 

 

なぜ、患者さんを見るよりも長く

パソコン画面を見なければならないのでしょうか?

 

 

 薬問題

 

私の妻は薬局薬剤師ですが

薬歴 (カルテ) が大変!といつも叫んでおります。

 

 

情報の不足や間違いが重なり、薬局からの疑義照会が多くなると

薬歴を書く時間がなくなり、いつも残業して書いているそうです。

そのせいで、夫婦の時間が減ってます。

薬歴ふざけんな!

 

 

 

 

薬局薬剤師は、初診患者さんに対し

初回質問票等で情報収集することが、とても大変らしいですね。

色々聞かれて嫌がる患者さんもいるみたいで

この現状は、皆不幸になっていますね。

 

 

わざわざブロックチェーンとか使わず

薬手帳で十分じゃないか!という意見がでるかもしれません。

しかし、断固反対します。

 

 

薬手帳にシール貼ってない時あります。

手帳だとなくすことあります。

手帳を病院に持って来ない人もいます。

 

 

医療者にとっては

手帳の内容を、電子カルテに書き写す作業自体が、無駄なんです!

患者さんの内服薬がたくさんある場合は、まさに地獄です。

 

 

どう考えても、不便なんです、薬手帳のままでは。

 

 

 

 画像問題

 

この問題は、言わずもがなですね。

特に脳外科領域では、1分1秒を争う状況が多いので

画像共有ができないことは、致命的です。

 

 

この現状を打破しようと

慈恵医大で Joinというアプリが開発され

日本で初めて、保険適用アプリとなりました。

 

 

脳外科領域では、この流れにより少し改善したようですが

それ以外の領域は、問題はまだまだ残ってます。

病院間で画像を共有できないので、私達は画像のCDを焼いたりしてますが

たまにそのCDを読み取れないことがあり、とても困ります!

 

 

ラインやmessenger などで画像をやりとりすればいいじゃないか!

と思われる方もいると思いますが

個人情報の漏洩につながるため、禁止されてます。

 

 

解決策

 

Medrec  の画像を参考にします。

GMO さんのブロックチェーン技術で

すでに、この図の黄色い部分は解決されております。

 

 

 

 

そうすると、残る問題は

 

 

・どんなアプリを作るか?

そして個人情報や患者さんの同意の問題をどう解決するか?

 

・どこでこの試験を行うか?

 

 

・・・・

 

 

 

 

 

解決策が出ました!

 

 

患者さんが、とあるスマホアプリをダウンロードする。

そのアプリで、自分のサマリー、薬や画像などを撮影してもらう。

 

 

撮影した情報は、自動的にGMO ブロックチェーンに書き込まれる。

医療者は、このアプリを通してその情報を閲覧できる。

当然、患者さんも情報を閲覧できる。

 

 

患者さんの同意が得られなければ、パシャできないし

ブロックチェーンはセキュリティ最強なので

個人情報問題や、漏洩の問題も解決できる。

 

 

さらに、撮影画像から文字を読み取る機能が付いていれば

カルテや薬歴に情報をコピペできて、書く時間を短縮できる。

画像も病院間で共有できる。

 

 

あとはアプリ制作だけということにびっくりしました。

意外と技術的なハードルはそこまで高くないんですね。

早速、第2回までに、アプリ問題を解決していこう!という話になりました。

 

 

ブロックチェーンの臨床試験をする場所は

今後医療関係者で話し合っていきます。

やはり実現には、強いリーダーシップが必要になって来るでしょう。

 

 

 

 

第1回議事録まとめは以上です。

 

日本医療ブロックチェーン協会に興味があるお方

どしどし連絡をお待ちしております。

共に、現場の課題を解決していきましょう。

 

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